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左、治療開始 [アトピー治療記]

仲良しになったお友達やお知り合いになった方々からお医者様やアトピーのことで色々と聞く機会があり、ようやくみつけた次のお医者さん。でも診療していただけるのはこれまた3週間ほど先の話でした。

京都に行っていたころの左
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一ヶ月ほどしてようやく乾燥は治まってきたものの肌は赤くざらざら、ぶつぶつ。夜中何度も起きて唸りながらかきむしっていました。掻くから又ひどくなって、治まってはまた掻いての繰り返し。
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やっと診ていただけた頃にはよくみるほほが赤い赤ちゃん、ていう感じだったのですが先生は胸の音を聞いて皮膚を見て「相当悪いね。治療は難しいでしょうね」と言われました。
ちょっと良くなってきたんじゃ?と思っていただけに頭をハンマーで殴られた気がしました。
ステロイドはなるべく使わない、とウェブに書いてあったのに初診で処方されてしまいました。
でもこれを断ったらもう行くところがないので泣く泣く受け入れることに。

今回のお医者さんはアトピーは体の中から治さないといけない、という考え方のお医者さんで赤ちゃんでも漢方を処方します。初めは赤ちゃんが漢方なんて本当に飲むのか!?と思っていました。
漢方の扱いについては色々と細かい決まりがあり、管理には気を使います。変質を見極めるために煎じて味見してみたら。

匂いは漢方そのものだけど、味自体は殆どなく、後味はほんのり甘い。これならのんでくれるかも[ハートたち(複数ハート)]

漢方を煮出す6~8時間前に水につけて、弱火で煮出して煎じ、8時間以内に飲ませる、という仕事が毎日の育児に新たに加わりました。でも
何より大変なのが一日最低3回お風呂に入れないといけないこと。

彼女の患部は顔なのだし、何で3回も??ただでさえ乾燥してがさがさなのに余計に皮脂を奪われるんじゃ?とずっと思っていましたが、一度先生に怒られてから「左の為だ」と一念発起して主人と頑張ることを決めました。
因みに温度は出来るだけ低く、時間は30秒以内のクイックシャワーです。

初めは半信半疑だったけど、続けるうちに不思議と良くなってきたんですよ~~!!!

そして現在こんな感じ。もちろんステロイドを塗ってこの状態、なんですが。
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この前こわーいこわーい先生が初めて「改善してるやん!」と褒めてくれました。
さらに「もっともっと良くなったことを実感できると思う」って言ってくださったんです!!
治療は難しい、と最初に言い切られたのに。ひょっとして希望の光が見えてきたのかもと思ったら涙が出るほど嬉しかった~~~!!
5月から結局ずーーーっと塗り続けているステロイドの量がやっとほんの少しに減り(でもまだ0にはしないで、とお医者様に言われています)ました。

それからも日によってばーっとぶつぶつが出ることもあるけれど、何より嬉しいのは夜中かゆくて目を覚まし、のた打ち回ることがなくなったこと。

ステロイドを卒業できないうちはただ薬で抑えているだけ。
本音を言えば彼女のためには悪いものは全部出させてあげたい。
掻く、という動作はぶつぶつとして噴出した悪いものを、掻き壊すことで皮膚をぶち破って排出するためなのだとか。だから掻かせない、というのはほんとうは良くないことなんですよね。

悪いものは薬で抑えず出す、という方針の先生も見つけたのだけれど、その先生は掻きたいならいくらでも掻かせる、その代わりそこからばい菌が入らないように薬を塗り、漢方薬のお風呂に一日三回、一時間浸からせるという治療方針。
でも私の体力ではいつ治まるとも解らないアトピーの噴出しに寝ずに付き合い、おっぱいを右子にあげ、主人のお弁当を作り子供の面倒を見て家事をこなすなんてとてもじゃないけど出来ない。左を浸からせている間右子はどうする?という問題も。
とても残念だったけど、とりあえず現時点では通うことを見送りました。

ステロイドは塗りたくない。でもいつかきっと塗らなくても良い日が来る。
その日を信じて、希望を持って頑張っていこうと思います。
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nyama

あんぱんち~様
NICEありがとうございます。
by nyama (2013-07-22 16:35) 

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